ダイエットに役立つミトコンドリアを増やす方法!
こんにちは
ICHORA+を展開してる代表の加々村です。
薬剤師、パーソナルトレーナーの経験を活かし
”健康・トレーニング”の情報を皆様にお届けしたいと思います。
さて、本日は
「ダイエットに役立つミトコンドリアを増やす方法!」というテーマでお届けします。
はじめに
昨年の9月に『若さの秘訣は○○を活性化させること!!』というテーマで記事を書きましたが、今回は若さに加えダイエットにも有効なミトコンドリアについてお届けしたいと思います。
さて、「年齢を重ねるにつれて痩せにくくなった」「昔よりも疲れやすい」と感じることはないでしょうか?
それは単なる加齢のせいだけではありません。
体の中の“エネルギー工場”とも呼ばれる"ミトコンドリア"の数と機能が関係しています。
今回は、徹底的に自分を高めたいあなたに向けて、「ダイエットに役立つミトコンドリアを増やす方法」をお届けします。
ミトコンドリアとは何か?
ミトコンドリアは、細胞の中に存在する小さな器官で、酸素と栄養素を使ってエネルギー(ATP)を作り出す役割を担っています。
つまり、ミトコンドリアの数が多く、活性度が高いほど、脂肪燃焼力が高まり、スタミナも向上します。
逆に、ミトコンドリアの機能が低下すると、エネルギー生産が滞り、疲れやすく太りやすい体質へと変わってしまうのです。
【ポイント】
・ミトコンドリアは脂肪を燃やしてエネルギーを作る。
・ミトコンドリアの量と質がダイエット成功のカギ。
ミトコンドリアを増やす基本戦略
(1) 有酸素運動 × 筋トレの組み合わせ
ミトコンドリアを増やすには、まず運動習慣が欠かせません。
特に有酸素運動に、筋トレを組み合わせることで効果が高まります。
走るだけでなく、筋肉量を増やすことで基礎代謝が上がり、ミトコンドリアの活動も促進されるのです。
【具体策】
・週3~5回、20分以上の有酸素運動を取り入れる
・筋トレは大筋群(腹筋、背筋、大腿四頭筋など)を意識する
(2) 低糖質・高タンパクな食事
ミトコンドリアは「何を食べるか」にも敏感です。
糖質過多な食生活は、インスリン抵抗性を高め、ミトコンドリアの働きを低下させます。
一方、高タンパクで良質な脂質を適度に摂る食事は、ミトコンドリアの新生を促します。
【推奨食材】
・タンパク質:鶏むね肉、魚、卵、大豆製品
・良質な脂質:アボカド、ナッツ類、オリーブオイル
・抗酸化食品:ベリー類、ブロッコリー、トマト(ミトコンドリアを酸化ストレスから守る)
(3) 質の高い睡眠
ミトコンドリアの修復と再生は、睡眠中に進みます。
特に深い睡眠(ノンレム睡眠)が不足すると、ミトコンドリアの数は減少してしまいます。
夜更かしや寝不足は、ダイエットにとって致命的です。
【ポイント】
・毎日7時間以上の睡眠を確保する
・就寝90分前までにスマホ・PCをオフにして副交感神経を優位にする
ミトコンドリア活性に効く+αテクニック
(1) インターバルトレーニング
高強度×低強度を交互に繰り返すインターバルトレーニングは、ミトコンドリアの数を劇的に増やすことが報告されています。
例えば、「30秒全力→90秒軽いジョグ」を8セット行うだけでも十分効果的です。
(2) 断続的ファスティング(インターミッテント・ファスティング)
1日の中で食事を摂らない時間を16時間確保する食事法です。
空腹時間が延びると、ミトコンドリアのオートファジー(自浄作用)が活性化し、古いミトコンドリアが新しく生まれ変わります。
ただし、ハードな運動と組み合わせる際は慎重に行いましょう。
(3) コエンザイムQ10などのサプリメント活用
ミトコンドリア活性をサポートするサプリメントもあります。
特にコエンザイムQ10、PQQ(ピロロキノリンキノン)、L-カルニチンは、エビデンスも豊富です。
まとめ
ミトコンドリアは、単なるダイエットのためだけでなく、あなた自身の「本来持っているパフォーマンス」を最大限に引き出してくれる存在です。
・有酸素+筋トレを組み合わせる
・低糖質・高タンパク食、良質な睡眠を確保する
・インターバルトレーニングや断続的ファスティングを賢く取り入れる
・必要に応じてサプリメントも活用する
時間が限られている中で、健康やダイエットを促進させることは容易ではありません。
身体のメカニズムを知ることが目的地までの最短ルートになると思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
では、また