ダイエット中に体重が減らなくなった!その理由とは?
2024.08.23
ダイエット中に体重が減らなくなった!その理由とは?

ダイエット中に体重が減らなくなった!その理由とは?

こんにちは
ICHORA+を展開してる代表の加々村です。

薬剤師、パーソナルトレーナーの経験を活かし
”健康・トレーニング”の情報を皆様にお届けしたいと思います。

さて、本日は

「ダイエット中に体重が減らなくなった!その理由とは?」というテーマでお届けします。

 

はじめに

ダイエットを決意して始めたはいいものの、しばらくして…

全然体重が減っていかない…

食事管理もして、運動もしているのに何故??
ってことありませんか?

これにはちゃんとした理由があるんです。
我々人間が厳しい環境でも生存していくために必要な機能が大きく関係しているんです。

では、深堀していきたいと思います。

 

代謝の適応

一番初めに一番大事な事です。

体重減少が進むと、身体はその状態に適応しようとします。

最初の段階では、摂取カロリーを減らすことで体重が減少しますが、しばらくすると身体がそのカロリー制限に適応し、エネルギー消費を抑えるようになります。

これが「恒常性の維持(ホメオスタシス)」と呼ばれる現象です。
身体は生存本能として、エネルギーを節約しようとするため、同じカロリー摂取量でも、以前ほど体重が減らなくなるのです。

言い換えると、体重の停滞は身体が正常に機能しているという事かもしれませんね。

 

ホルモンの変動

ダイエットを続けることで、体内のホルモンバランスが変化します。
特に、食欲を抑えるレプチンや、エネルギー消費を促進する甲状腺ホルモンの分泌が低下することがあります。

これにより、食欲が増し、エネルギー消費が低下してしまうのです。このホルモンの変動は、停滞期の一因となります。

 

メンタルの影響

ダイエット中の停滞期はメンタルにも大きな影響を及ぼします。

停滞期に入ると、モチベーションが低下し、挫折感を感じやすくなります。
その結果、食事制限や運動のペースが乱れることもあり、さらに停滞が長引く可能性があります。

心の持ちようがダイエットの成否を左右することを、肝に銘じる必要があります。

 

筋肉量の減少

ダイエット中、特にカロリー制限を伴う場合、一般的には脂肪だけでなく筋肉も一緒に失われると言われています。

筋肉はエネルギーを多く消費する組織であり、筋肉量が減少すると基礎代謝も低下します。
これにより、体重減少が停滞する原因となるのです。

筋肉量の維持は重要ですが、過度なカロリー制限は筋肉の喪失を招くリスクがあるため注意が必要です。

 

停滞期を乗り越えるために

停滞期を乗り越えるためには、まずは現状を冷静に分析し、必要な調整を行うことが重要です。

例えば、カロリー摂取量や栄養バランスの見直し、トレーニング内容の変更などが考えられます。
また、心身のリフレッシュを図るために、一時的にダイエットから距離を置くことも効果的です。
メンタル面のケアも忘れず、自分自身に優しく接することが、長期的な成功への鍵となります。

 

結論

ダイエット中の停滞期は、身体の適応反応やホルモンの変動、筋肉量の減少など、さまざまな要因によって引き起こされます。
しかし、これらの要因を理解し、適切に対応することで、停滞期を乗り越えることが可能です。

太るにも時間がかかったはずです。
同じように痩せるにも時間がかかります。

コツコツやっていきましょう!

ダイエットの成功を祈ります。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

では、また

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