チートデイは何でも食べていい??
2025.01.10
チートデイは何でも食べていい??

チートデイは何でも食べていい??

こんにちは
ICHORA+を展開してる代表の加々村です。

薬剤師、パーソナルトレーナーの経験を活かし
”健康・トレーニング”の情報を皆様にお届けしたいと思います。

さて、本日は

「チートデイは何でも食べていい??」というテーマでお届けします。

 

はじめに

筋トレやダイエットにおける「チートデイ」という言葉を聞いたことがありますか?
チートデイとは、日常の厳しい食事管理を一時的に緩める日であり、多くの人が「好きなものを好きなだけ食べていい」と考えています。

しかし、果たしてその認識は正しいのでしょうか?
今回は、筋トレや体作りに取り組む方々に向けて、チートデイの本来の目的と、適切な活用方法について解説してみたいと思います。

 

チートデイの本来の目的

チートデイの最大の目的は、身体と心のリフレッシュにあります。
減量中、カロリー制限が続くと、体内のホルモンバランスが崩れ、特に脂肪燃焼を促す「レプチン」の分泌量が減少します。
この状態を長期間続けると、基礎代謝が低下し、減量の停滞(いわゆるプラトー)が起こりやすくなります。

そこで、計画的に高カロリーな食事を摂取することでレプチンの分泌を一時的に活性化させ、代謝をリセットすることが期待できます。
ただし、「何でも好きなだけ食べる」という解釈では、逆に体脂肪の増加や体調不良を招くリスクがあります。

 

チートデイに向き合う心構え

計画的に行う

チートデイを成功させるためには、事前に計画を立てることが重要です。
例えば、トレーニングの強度が高い日や、その翌日に設定することで、摂取したエネルギーを効率よく消費することができます。
また、摂取するカロリーの量や内容も意識したほうがいいですね。
「何でもいい」とはいえ、栄養バランスを完全に無視してしまうと、翌日のパフォーマンスや体調に悪影響が出る可能性があります。

 栄養価の高い食品を選ぶ

チートデイでは、単に高カロリーな食事を摂るのではなく、体に必要な栄養素を含む食品を選ぶことが大切です。
例えば、赤身肉やサーモン、アボカド、玄米などは、脂肪燃焼や筋肉の修復をサポートします。
一方で、揚げ物や砂糖たっぷりのスイーツばかりを食べると、脂肪蓄積の原因になります。

 心の満足感を大切に

チートデイは心のリフレッシュも重要な役割を果たします。
普段は控えている好きな食べ物を、適量楽しむことで、ダイエットやトレーニングのモチベーションを維持しやすくなります。
ただし、食べ過ぎて罪悪感を感じるようでは本末転倒です。

 

よくある誤解と注意点

食べ過ぎによるリスク

チートデイだからといって暴飲暴食をすると、体脂肪が増加し、これまでの努力が水の泡になる可能性があります。
1日で体重が急増することもありますが、それは主に水分や一時的なカロリー過多によるものです。
しかし、長期的な過剰摂取は避けるべきです。

頻度の設定

チートデイの頻度は週に1回が一般的ですが、減量目標や体質によって調整が必要です。
頻度が多すぎると、減量が進まない原因になります。
一方で、あまりに少ないと精神的なストレスが増える可能性があります。

運動との組み合わせ

チートデイを設定する際には、トレーニング計画と連動させることが重要です。
例えば、脚や背中など大きな筋肉を使うトレーニングの前後にチートデイを設けると、摂取したカロリーを効率的に活用できます。

 

まとめ

チートデイは、筋トレやダイエットを長期的に成功させるための重要な要素です。
しかし、「何でも好きなだけ食べてもいい」という解釈ではなく、計画的に活用することで、体と心のリフレッシュを実現できます。
チートデイを通じて、さらなるモチベーションを得て、理想の体を手に入れましょう。

お正月に食べ過ぎた方はこれから減量ですかね?
チートデイを活用しながら継続的なダイエットをしていきましょう!

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

では、また

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