体温が1℃上がれば、人生が変わる!
2025.04.04
体温が1℃上がれば、人生が変わる!

体温が1℃上がれば、人生が変わる!

 

こんにちは
ICHORA+を展開してる代表の加々村です。

薬剤師、パーソナルトレーナーの経験を活かし
”健康・トレーニング”の情報を皆様にお届けしたいと思います。

さて、本日は

「体温が1℃上がれば、人生が変わる!」というテーマでお届けします。

 

はじめに

「年々冷えやすくなってきた」「疲れが抜けにくい」、そう感じることはありませんか?

実はその原因のひとつが、筋肉量の低下による体温の低下です。

特に中年以降は筋肉の質・量が落ちやすく、それに比例して体温も、免疫力も、代謝も下がっていきます。

しかし逆に言えば、“筋肉を鍛え直す”ことで、体温も代謝も人生のパフォーマンスも上げていくことができるのです。

今回は、「なぜ筋肉が体温の鍵になるのか」、そして「日常でできる筋肉づくりと食事の工夫」についてお伝えします。

 

筋肉は“体温の炉”

人間の体温は、約60%が筋肉から生み出されていると言われています。

特に大腿四頭筋や広背筋、大胸筋といった大きな筋肉は、「動かす」ことで大量の熱を生み出します。

つまり、全身の筋肉がしっかり働いている=体温が高く保たれているということ。

逆に言えば、筋肉が衰えていけば、どれだけ良いサプリや食事を摂っても、“熱”を生み出す炉が弱くなってしまうのです。

 

体温が1℃上がれば、人生が変わる

体温が1℃上がると、基礎代謝が約13%上がり、免疫力は30%以上高まると言われます。

それだけでなく、脳への血流もよくなり、集中力や判断力も上がるという研究報告もあります。

また、体温が上がると自律神経も整い、イライラしにくくなったり、深い眠りにつきやすくなる効果もあります。

 

鍛えるべきは、上でも下でもなく「全身」

部分的に鍛えるだけでは、体温は十分に上がりません。

下半身・背中・胸・腕・肩・体幹と、まんべんなく鍛えることがポイントです。

特に注目したいのは下半身の筋肉

太ももやお尻の筋肉は、体全体の中でも圧倒的なボリュームを占めており、ここを動かすことで大量の熱が生まれます。

週2〜3回でもいいので、スクワットやランジなどの下半身トレーニングを取り入れることで、効率的に“燃える身体”を作れます。

また、肩甲骨まわりや背中を動かすトレーニングは、血流を改善し、冷えやこりの改善にも効果的です。

 

食事で“燃える体”をサポートする

筋肉を育てるだけでなく、「体温を下げない食習慣」も極めて重要です。

  • たんぱく質は1日体重×1.5gを目安に(70kgの人なら約105g)

  • 朝食で体を温める:温かいスープ+卵+納豆など、熱を生む組み合わせを意識

  • 冷たい飲み物は控え、常温〜温かい飲み物を選ぶ

  • スパイスや根菜を活用する(ショウガ・にんにく・ごぼうなどは体温UPに効果的)

これらを日々のルーティンに組み込むことで、運動の効果も最大化されます。

 

筋トレは「追い込む」だけじゃない

つい「もっと負荷を」「もっと回数を」と追い込みたくなるかもしれません。

しかし、体温を上げることを目的とするなら、「毎日継続できること」が最優先です。

  • 朝イチ5分のスクワット

  • 仕事の合間の肩甲骨エクササイズ

  • 入浴後の軽い体幹トレーニング

といった、小さな積み重ねが筋肉と体温をつくります

完璧を求めるよりも、まずは「止めない習慣化」が大切です。

 

まとめ

体温を上げることは、免疫力、集中力、判断力、代謝、睡眠の質、すべてを底上げする「人間性能ブースター」です。

その土台となるのが、全身の筋肉です。

”鍛えて、温めて、動かす”この基本を丁寧に積み重ねることで、あなた自身のパフォーマンスは劇的に変わっていきます。

まずは体温を1℃上げる。
その一歩が、すべての始まりです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

では、また


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