夜に“思考が止まらない”のはなぜか─脳疲労を翌日に残さない方法
2025.12.05
夜に“思考が止まらない”のはなぜか─脳疲労を翌日に残さない方法

夜に“思考が止まらない”のはなぜか─脳疲労を翌日に残さない方法

 

こんにちは。ICHORA+代表の加々村です。

薬剤師としての知識と、パーソナルトレーナーとしての経験

そして「良い睡眠こそが明日のパフォーマンスをつくる」という考えをもとに

健康づくり、継続できるトレーニング、そして質の高い睡眠について

“明日の自分を整える”ヒントをお届けします。

さて、本日は

「夜に“思考が止まらない”のはなぜか─脳疲労を翌日に残さない方法」

というテーマでお届けします。

 

はじめに

一日の終わり、ようやく布団に入った瞬間に
「あの仕事、どうしよう」「明日の準備がまだ…」
と考えが止まらなくなる…そんな経験はありませんか?

私自身、頭の中が“会議の続き”のようになってしまう日があります。
身体は休める姿勢になっているのに、脳だけが高速で働きつづけてしまう。
これは単にストレスが多いからではありません。
「脳が疲れすぎて“ブレーキをかける力”を失っている」
という、より根本的な問題が原因です。

では、なぜ夜になると脳は騒がしくなるのか。
その理由を理解するだけで、睡眠の質は大きく変わります。

 

本論

■ 夜に“思考が止まらない”のは、脳の「後処理機能」が混雑しているから

脳は日中得た情報を、夜に整理し、分類し、不要なものを捨てています。
この“脳の後処理”がスムーズに進めば、自然と眠気は訪れます。

しかし…
マルチタスク・長時間の緊張・SNSによる高速情報
これらが積み重なると、脳の処理は追いつかなくなり
いわば“閉店後も片付けが終わらない店”のような状態になります。

その結果…
・思考が止まらない
・同じ不安を繰り返す
・ネガティブな想像が膨らむ

という、“脳疲労の典型的サイン”が表れます。

これは性格の問題ではありません。
脳がオーバーワークになった、ただそれだけです。

 

■ 筋トレが「脳の暴走」を止める理由

筋トレは筋肉だけでなく
脳の前頭前野(思考のブレーキを司る部位)を強くする
と言われています。

前頭前野の働きが整うと
夜に暴走する思考を「今日はここまで」と静かに止められます。

その意味でも、トレーニングは睡眠の準備なのです。

 

■ 脳疲労を翌日に残さない「3つの実践法」

① 寝る1時間前の“脳のシャットダウン”

パソコンと同じで、脳にもシャットダウン時間が必要です。
・強い光を避ける
・SNSを閉じる
・思考が湧いたらメモに逃がす(頭の中に残さない)

これだけで脳の処理量が急激に減ります。

 

② ぬるめの入浴で副交感神経をゆっくり起こす

40℃前後の湯に10〜15分。
熱い湯は交感神経が優位になるため逆効果です。

入浴後に深部体温がゆるやかに下がる過程で、自然と眠気が訪れます。

 

③ “触覚”で脳を落ち着かせる

脳疲労が強い日は、触覚が思考を静める役割を果たします。
衣類の肌触りは、思っている以上に自律神経へ影響を与えます。

肌ストレスを極力減らす素材(Curefilo®)を使ったTシャツ
手前味噌ですが、オススメです。

とろけるようなタッチは、寝る前の“雑念タイム”をゆるやかに溶かします。
睡眠と覚醒の「切り替え」の橋渡しにもなります。

夜、脳が落ち着かない日は、身体が安心できる環境を整えることが、最も即効性のあるケアです。

 

まとめ

夜に思考が止まらなくなるのは、
脳が疲れすぎて“静かにする力”を失っているサインです。

筋トレでブレーキ力を育て、生活の中で“シャットダウンの儀式”を作り、触覚から安心を与える。

貴方がいま抱えている「眠れなさ」は、
決して貴方の弱さではなく、調整すれば改善できる現象です。

 

次回予告

次回は

「なぜ、人は“睡眠の大切さ”を知りながらも、お金をかけないのか?」

睡眠の優先順位が上がらない“心理”と、その裏にある行動科学を深掘りします。
睡眠を改善したいのに一歩踏み出せない方ほど、腑に落ちる内容になるはずです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

では、また

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