太る原因は“食べすぎ”だけでは説明できない。
2026.02.20
太る原因は“食べすぎ”だけでは説明できない。

太る原因は“食べすぎ”だけでは説明できない。

 

こんにちは。ICHORA+代表の加々村です。

薬剤師としての知識と、パーソナルトレーナーとしての経験
そして「良い睡眠こそが明日のパフォーマンスをつくる」という考えをもとに
健康づくり、続けられるトレーニング、そして質の高い睡眠について
“明日の自分を整える”ヒントをお届けします。

さて本日は、

「太る原因は“食べすぎ”だけでは説明できない。」

についてお話しします。

 

はじめに

体重が増えると、多くの人はまず「食べすぎた」と考えます。

確かに、エネルギー収支の観点では、摂取カロリーが消費カロリーを上回れば体脂肪は増えます。

しかし、「量」だけでは説明できないケースが少なくありません。

同じ量を食べても太る人と太らない人がいる。
同じトレーニングをしても、体脂肪の落ち方が違う。

そこには、代謝・ホルモン・睡眠・筋肉量といった複数の要素が絡み合っています。

 

本論

まず押さえておきたいのは「インスリン」です。

糖質を摂取すると血糖値が上がり、それを下げるために膵臓からインスリンが分泌されます。

インスリンは血糖を細胞に取り込ませる重要なホルモンですが、同時に「脂肪を合成しやすくする」働きも持っています。

慢性的な高インスリン状態、つまり血糖値の乱高下が続く生活は脂肪をため込みやすい環境をつくります。

ここで関わってくるのが、筋肉です。

筋肉は、最大の「糖の貯蔵庫」です。
トレーニングをして筋肉量が増えると、同じ糖質を摂っても血糖が安定しやすくなります。

逆に、筋肉量が少ない状態では余った糖は脂肪として蓄積されやすいのです。

つまり「食べすぎ」よりも前に、“受け皿”の問題があるのです。

さらに見落とされがちなのが睡眠です。

睡眠不足は、食欲を高めるグレリンを増やし、満腹感をもたらすレプチンを低下させます。

結果として、理性ではなく本能が優位になっていきます。

夜遅くの間食やアルコールが増え、翌日の活動量も落ちる。

これでは、カロリー計算だけでは太刀打ちできません。

身体は不思議なことに自然と帳尻を合わせようとします。

睡眠・筋肉・血糖の安定。
この三つが揃ってはじめて、食事の量が関係してきます。

ここで大切なのは、極端に食事を減らすことではありません。

・十分なタンパク質(体重×1.2〜1.6g)
・週2〜3回のレジスタンストレーニング
・7時間前後の睡眠

まずは、この土台が大切です。

ICHORA+で睡眠を大切にしているのも、
単なるリラックス目的だけではありません。

”いい睡眠”と”効率のいい回復”これが大事です。

 

まとめ

太る原因は、単純な「食べすぎ」だけではありません。

・筋肉量の不足
・血糖コントロールの乱れ
・睡眠の質の低下

これらが重なることで、脂肪が蓄積しやすい状態が生まれます。

貴方がもし体重の変化に悩んでいるなら、食事量を考えると同時に

生活環境の改善も考えてみてはいかがでしょうか?

 

次回予告

次回は
「血糖値の乱高下を防ぐ、40代からの食べ方」

甘いものをやめる、ではありません。
“順番”と“組み合わせ”を変えるだけで、身体は驚くほど素直に反応します。

実践しやすい具体例を整理してお伝えできればと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

では、また。

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