忙しい人ほど、瞑想が必要な理由
こんにちは
ICHORA+を展開してる代表の加々村です。
薬剤師、パーソナルトレーナーの経験を活かし
”健康・トレーニング”の情報を皆様にお届けしたいと思います。
さて、本日は
「忙しい人ほど、瞑想が必要な理由」というテーマでお届けします。
はじめに
忙しい毎日、止まらない通知、積み重なるタスク、人間関係のプレッシャー。
現代社会で働く私たちは、常にストレスの波の中にいると言っても過言ではありません。
そんな中、「自分を整える時間」を持てていますか?
もし、最近呼吸が浅くなったり、夜なかなか眠れなかったり、やる気が空回りしたりすることがあるなら、あなたに必要なのは”瞑想”という心と体のリセット習慣”かもしれません。
瞑想は、ストレス社会の“ビタミン”である
仕事に真剣に向き合う人ほど、心は疲れやすく、無意識に体もこわばっていきます。
ストレスがかかると、脳は交感神経を活性化させ、「戦う・逃げる」モードになります。
すると呼吸は浅くなり、肩は上がり、全身の筋肉が緊張します。
この状態が長引くと、集中力は落ち、判断ミスが増え、感情のコントロールも難しくなる。
結果、仕事のパフォーマンスも落ち、またストレスが溜まるという悪循環に…。
瞑想は、その悪循環を呼吸ひとつで断ち切る手段です。
副交感神経を優位にし、心と体をリセットする。たった5分でも、脳のスイッチを切り替える力があります。
トレーニングする人こそ「心のトレーニング」を
筋トレやランニングが好きな人にとって、体を鍛えること=自己管理の象徴です。
でも、体と同じくらい大事なのが「心の状態」。
いくら筋肉を鍛えても、心が乱れていては本来の力は発揮できません。
瞑想には以下のような効果があります:
・呼吸の質が上がり、運動中のパフォーマンスが安定する
・感情がフラットになり、モチベーションの波が小さくなる
・睡眠の質が上がり、全身の筋肉の回復が早まる
・フォームや姿勢、動きの意識が高まり、ケガのリスクも低減
瞑想は、見えない部分の“体幹”を鍛える行為です。
初めてでもできる、シンプルな瞑想法
● 場所:静かな部屋や、仕事前のデスク、ジムの更衣室など
● 姿勢:椅子に座り、背筋をスッと伸ばす
● 呼吸:鼻からゆっくり吸い、お腹をふくらませる。鼻から長く吐く
※リラックス重視なら「鼻→鼻」、緊張を抜きたいときは「鼻→口」も選択肢になります。
● 時間:1日5分でOK。朝、昼休み、寝る前などタイミングは自由
呼吸に意識を向け、心に浮かぶ思考はただ「流して」いく。
できる・できないを気にする必要はありません。
「呼吸に戻る」ことを繰り返すことが、脳のトレーニングになります。
呼吸に意識を向けるとは?
1. 鼻やお腹に意識を向ける
たとえば、
・鼻から息が入るときの「ひんやり感」
・鼻から出るときの「温かい空気」
・お腹や胸がふくらんだり縮んだりする感覚
こうした身体の小さな変化をじっと感じ取ります。
2. “今、息を吸っている・吐いている”と気づく
「今は吸ってるな」「今は吐いてるな」と”ラベリング(名前をつける)”するだけでもOK。
それにより“今ここ”に注意が戻ってきます。
3. 雑念が出てもOK、気づいて呼吸に戻す
考えごとをしてしまったと気づいたら、それを責めずに「今、考え事してたな」とやさしく認識して、また呼吸に意識を戻す、これが“瞑想”です。
メンタルが整うと、仕事も人生も変わる
瞑想によってメンタルが整うと、次のような変化が現れます:
・余計なことに振り回されなくなる
・焦らず、冷静に判断できるようになる
・仕事に集中しやすくなる
・人との衝突や摩擦が減り、信頼関係が築きやすくなる
・“自分の基準”で動けるようになる
これは決してスピリチュアルな話ではなく、脳科学と心理学が裏づける事実です。
まとめ
ストレスが多いこの社会で、仕事を真剣にこなすすべての人へ。
あなたの集中力、決断力、回復力を高めるために、「心のトレーニング」である瞑想を始めてみませんか?
トレーニングと同じく、効果が出るには習慣化が必要です。
でも、1日5分からで大丈夫。呼吸ひとつで、心も体も、あなたの未来も整っていくのを実感できるはずです。
動き続けるあなたにこそ、“止まる力”を。
瞑想は、現代人にとって最高のリカバリーであり、明日をつくるコンディショニングです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
では、また