意外と知られていない筋トレのコツ
こんにちは
ICHORA+を展開してる代表の加々村です。
薬剤師、パーソナルトレーナーの経験を活かし
”健康・トレーニング”の情報を皆様にお届けしたいと思います。
さて、本日は
「意外と知られていない筋トレのコツ」というテーマでお届けします。
はじめに
筋力トレーニングをしている時に何を意識されていますか?
ターゲットの筋肉?フォーム?呼吸?腹圧?
今回のコラムでは
”1セット中の筋肉の緊張(脱力をしない)の維持”の重要性についてお伝えしたいと思います。
1セット中に筋肉の緊張を適切に維持することは、効果的なトレーニング成果を得るためには非常に重要です。
動作中に筋肉から負荷が抜けてしまうと、筋肥大や筋力向上の効果が減少してしまいます。
簡単に言うと
”1セット中はターゲットの筋肉から力を抜くな”という事です。
筋肉の収縮と伸長の特性
筋力トレーニング中、筋肉は「短縮性収縮(コンセントリック収縮)」と「伸長性収縮(エキセントリック収縮)」という2つの動作を行います。
短縮性収縮は筋肉が収縮して短くなる状態のことで、例えばダンベルカールでダンベルを持ち上げる動作がこれに該当します。
一方、伸長性収縮は筋肉が収縮しようとしながらも逆に伸びていく状態で、ダンベルを下ろす動作がこれに当たります。
特に、伸長性収縮時に筋肉が受ける負荷は大きく、このフェーズでの適切な緊張維持が筋肥大に効果的であるとされています。
負荷を抜かないトレーニングの重要性
トレーニング中に関節を完全に伸ばし切ったり曲げ切ったりすると、筋肉から負荷が抜けてしまうことがあります。
例えば、サイドレイズの際に腕を真下に下ろし切ると、肩の筋肉から負荷が抜けてしまいます。
これを防ぐためには、動作中に常に筋肉に負荷がかかっている感覚を意識することが重要です。
余談ですが、筋トレ民たちはこの意識を「引っ掛ける」と言ったりします。
このように、動作全体を通じて筋肉に適切な負荷をかけ続けることで、筋肉への刺激が増し、トレーニング効果が向上します。
まとめ
筋力トレーニングにおいて、1セット中に筋肉の緊張を適切に維持することは、効果的なトレーニング成果を得るために不可欠です。動作中に負荷が抜けないよう意識し、適切なフォームと動作範囲を保つことが重要です。
”はじめに”でもお伝えしましたが
簡単に言うと
”1セット中はターゲットの筋肉から力を抜くな=曲げきるな伸ばしきるな”という事です。
効率の良い筋トレライフを!
最後までお読みいただきありがとうございます。
では、また