活動的な休息!?アクティブレストとは??
ICHORA+を展開してる代表の加々村です。
薬剤師、パーソナルトレーナーの経験を活かし
”健康・トレーニング”の情報を皆様にお届けしたいと思います。
さて、本日は
「活動的な休息!?アクティブレストとは??」というテーマでお届けします。
はじめに
”アクティブレスト(active rest)”という言葉を聞いたことがありますか?
直訳すると「活動的な休息」という、一見矛盾しているように思えるこの言葉ですが、実は身体にとっては大変効果的な方法です。
今回のコラムではこのアクティブレストの有効性と取り入れ方についてご紹介します。
アクティブレストとは?
アクティブレスト(Active Rest)とは、完全に休息するのではなく、軽い運動や身体を動かす活動を通じて疲労を回復させる方法です。
例えば、ハードなトレーニング後に軽いジョギングやストレッチを行います。
この方法は、血流を促進し、筋肉に溜まった乳酸や老廃物の除去を助けることで、回復を早める効果があります。
アクティブレストがもたらす効果
① 疲労回復の促進
適度な運動により、血流が促進され、酸素や栄養素が筋肉や脳に届けられます。
その結果、筋肉の疲労だけでなく、精神的な疲労の軽減にも効果があります。
② ストレス軽減
軽い運動は副交感神経を活性化させ、リラックス効果をもたらします。
ストレスとは切っても切れない昨今、心の安定を取り戻す手助けとなります。
③ 次へのパフォーマンス向上
完全な休息では身体が鈍る一方、アクティブレストを行うことで筋肉や関節が適度に動き、身体の準備が整います。
これにより、次回のトレーニングへの集中力が高まります。
忙しい方々に最適なアクティブレスト
① 軽いランニングやウォーキング
日常的にランニングをしている方には、通常のトレーニングよりペースを落としたジョギングやウォーキングがおすすめです。
自然の中で行えば、心も体もリフレッシュできます。
② ヨガやストレッチ
筋肉を伸ばしながら呼吸を整えることで、心身のリラクゼーション効果が得られます。特にデスクワークで凝り固まった肩や腰のケアに効果的です。
アクティブレストを取り入れるポイント
① 負荷を調整する
アクティブレストはあくまで「回復」が目的です。
運動の強度が高すぎると、逆に疲労が蓄積してしまいます。
息が上がらず、会話ができる程度の運動強度を目安にしましょう。
② 日常に組み込む
時間がないと感じる方は、通勤や仕事の合間にアクティブレストを取り入れるのもいいと思います。
例えば、昼休みに短いウォーキングをしたり、エレベーターではなく階段を使ったりするだけでも効果があります。
まとめ
アクティブレストは、ただ休むのではなく、体を動かしながら効率的に疲労を回復させる方法です。
忙しい日々を送りながらも、高いパフォーマンスを維持するために、是非、実践してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
では、また