睡眠不足で太る!?
2024.11.15
睡眠不足で太る!?

睡眠不足で太る!?

こんにちは
ICHORA+を展開してる代表の加々村です。

薬剤師、パーソナルトレーナーの経験を活かし
”健康・トレーニング”の情報を皆様にお届けしたいと思います。

さて、本日は

「睡眠不足で太る!?」というテーマでお届けします。

 

はじめに

現代のビジネス環境では、時間に追われ、睡眠を後回しにしてしまうことが少なくありません。
しかし、睡眠不足は体調やメンタル面だけでなく、体重増加にも密接に関係していることが研究で明らかになっています。

今回は、睡眠不足が体重増加につながるメカニズムについて解説していきたいと思います。

 

睡眠不足が体に与える影響

睡眠不足が続くと、ホルモンバランスが崩れます。
特に「食欲」を調整するホルモンである レプチングレリン に大きな影響を及ぼします。

  • レプチン: 食欲を抑えるホルモンで、睡眠不足になるとその分泌が低下します。
  • グレリン: 食欲を増進させるホルモンで、睡眠不足になるとその分泌が増加します。

結果として、睡眠不足は食欲を異常に高め、必要以上に食べ過ぎてしまう原因になります。
また、睡眠不足により ストレスホルモンのコルチゾール が増えると、脂肪を溜め込みやすくなり、特に内臓脂肪が増えるリスクが高まります。

このコルチゾールは筋肉の分解を促進するとも言われていますので睡眠不足に良い事はありません。

 

睡眠不足と代謝の関係

睡眠が不足すると、体の代謝効率が低下します。これには以下のような理由があります。

  • インスリン感受性の低下: インスリンが効きにくくなり、血糖値を正常に保つためのエネルギー代謝が悪化します。これにより、糖が脂肪に変換されやすくなります。
  • 基礎代謝の低下: 睡眠中には筋肉の回復や成長ホルモンの分泌が活発になりますが、睡眠不足ではこれらの働きが十分に行われません。その結果、筋肉量が減少し、基礎代謝も低下します。

特にトレイルランや筋トレを日常的に行う方にとって、筋肉量の維持はパフォーマンスに直結する重要な要素です。
睡眠不足が続くことで、せっかくのトレーニングの成果が十分に発揮されない可能性があります。

 

ビジネスパーソンとしての「睡眠の投資価値」

睡眠は、単なる休息ではなく、翌日のパフォーマンスを最大化するための「投資」と考えるべきです。
経営者として、限られた時間の中で最適な意思決定を行うためには、脳をクリアな状態に保つことが欠かせません。

研究によると、6時間未満の睡眠が続くと、集中力や判断力が低下し、効率が約20%減少することが示されています。
これは、重要な会議や取引でのパフォーマンスに大きな影響を及ぼす可能性があります。

また、十分な睡眠を取ることで、感情の安定や創造的な発想力が向上するため、ビジネス上のストレスにも強くなります。

 

睡眠不足を防ぐための実践ポイント

忙しい中でも睡眠時間を確保するために、以下のポイントを意識しましょう。

  • 就寝時間を一定に保つ: 毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きることで、体内時計を整えます。
  • 寝る前のスマホやPCを控える: ブルーライトがメラトニンの分泌を抑制し、入眠を妨げます。読書や軽いストレッチがおすすめです。
  • 短時間でも質を高める: 質の高いマットレスや枕を選ぶことで、短時間でも深い睡眠を得られる環境を整えましょう。

特に、質の良い睡眠は筋トレやランニング後のリカバリーを助け、筋肉の成長を促進します。
睡眠とトレーニングは切り離せない関係にあるため、健康維持とパフォーマンス向上のために欠かせない要素です。

 

まとめ

睡眠不足がもたらす影響は体重増加だけにとどまりません。
ホルモンバランスの乱れや代謝低下は、体調や仕事のパフォーマンスにも大きく影響します。
自分の最大限の力を発揮するためにも、睡眠を「自己投資」の一環と考え、質と時間を確保することが重要です。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

では、また

一覧へ戻る

アイテム