筋トレが仕事に効く理由─意志力と継続力の鍛え方
2025.06.06
筋トレが仕事に効く理由─意志力と継続力の鍛え方

筋トレが仕事に効く理由─意志力と継続力の鍛え方

 

こんにちは
ICHORA+を展開してる代表の加々村です。

薬剤師、パーソナルトレーナーの経験を活かし
”健康・トレーニング”の情報を皆様にお届けしたいと思います。

さて、本日は

「筋トレが仕事に効く理由─意志力と継続力の鍛え方」というテーマでお届けします。

 

はじめに

「筋トレが仕事に効く」。この言葉を初めて聞いたとき、貴方はどう感じますか?
少し陳腐な印象を受けるかもしれません。
しかし、私は経営という不確実性と向き合い続ける日々の中で、筋トレほど「意志力」と「継続力」を可視化できる営みはないと感じています。

筋肉は嘘をつきません。
やった分だけ、返ってきます。
ただし、その“やる”という行為こそが、最も難しいのです。
今回は、筋トレがどのように仕事力を高めるのか。
特に「意志力」と「継続力」という観点から、私の体験を交えてお伝えします。

 

本論

■ 意志力は「有限なリソース」である

心理学の世界では、意志力(ウィルパワー)は「筋肉のようなもの」と言われています。何かを我慢したり、選択したりするたびに消耗する。
いわば“使えば減る”有限資源です。

この意志力を鍛える方法の一つが筋トレです。
たとえば、スクワット10回を毎朝行うと決めたとします。
疲れている日も、やる。
気が乗らない日も、やる。
たったそれだけの習慣が、「やると決めたことをやる力」を確実に強化します。

ビジネスの現場でも、意志力は不可欠です。
目先の売上に飛びつかず、長期視点での判断を下すには、強い自己制御が求められます。
私も何度も誘惑や焦りと戦いましたが、そのたびに支えになったのは、日々の筋トレで培った「自分との約束を守る力」でした。

■ 継続は「成功の母」である

筋トレは1日やっただけでは、ほとんど意味がありません。
週2〜3回、適切なフォームで、地味に続けることが成果を生みます。
これは、仕事にも通じます。

私は、創業40年の縫製工場を経営しています。
設備投資、職人の育成、販路の開拓…
どれも成果が出るまで時間がかかります。
しかし、継続して改善を繰り返せば、必ず結果に結びつく。
筋トレとまったく同じです。

筋トレによって「継続する習慣」が身につくと、日々の仕事の優先順位にも変化が現れます。
派手な成果より、地味な習慣に価値を感じられるようになるからです。
これは貴方のキャリアにおいても、確かな差を生み出すはずです。

■ お気に入りの服装が意志力を支える

筋トレを習慣にするうえで、「何を着るか」は意外に重要です。
少しの締めつけやチクチク感が、驚くほど集中力を削いでしまう。
けれど逆に、気持ちよく着られて、見た目も気に入っている服が一枚あるだけで、身体は自然と動き出します。

私自身、トレーニングのときはいつも“お気に入りの一枚”を手に取ります。
鏡に映った姿が少し“いい感じ”だと、それだけで気分が上がるし、「よし、今日もやろう」と思えます。

継続を支えるのは、気合いでも努力でもなく、「やりたくなる仕組み」です。
その中に「服の力」も、たしかにあると私は感じています。

もし貴方がこれから運動を日常に取り入れたいと考えているなら、まずは気分が上がる服を選んでみてください。
肌ざわりの良さに加えて、ちょっと可愛い、ちょっとかっこいい。
そんな“お気に入り”が、貴方の意志をそっと支えてくれるかもしれません。

 

まとめ

筋トレは、ただのフィットネスではありません。
「意志力を可視化し、継続力を養う行為」であり、ビジネスにも人生にも通じる“修練の場”です。

私自身、筋トレを通して自分の弱さと向き合い、少しずつ「やるべきことをやれる自分」になってきたと実感しています。

貴方は、日々の選択に疲れたり、自信を失いかけた瞬間はありませんか?
もしあるなら、小さな筋トレを始めてみることをおすすめします。
10回のスクワットでも、1分のプランクでも構いません。
それが、未来の貴方の仕事力を支える“意志の筋肉”になります。


次回予告

次回は
「姿勢が人生を変える──呼吸と背骨と自律神経の関係」
貴方の仕事のパフォーマンスと健康を左右する「姿勢」の力について、次回は掘り下げていきます。どうぞお楽しみに。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

では、また

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