肝臓を休ませる鍵は、筋肉と鶏むね肉にある
こんにちは。ICHORA+代表の加々村です。
薬剤師としての知識と、パーソナルトレーナーとしての経験
そして「良い睡眠こそが明日のパフォーマンスをつくる」という考えをもとに
健康づくり、続けられるトレーニング、そして質の高い睡眠について
“明日の自分を整える”ヒントをお届けします。
本日は
「肝臓を休ませる鍵は、筋肉と鶏むね肉にある」
というテーマでお話しします。
肝臓を休ませる鍵は「筋肉」にあり。
そして、その筋肉を支えるのが「鶏むね肉」です。
脂肪燃焼と疲労回復のメカニズムを、代謝という視点から整理します。
はじめに
健康診断でASTやALTの数値を見たとき、「少し気をつけましょう」と言われた経験はないでしょうか。
お酒を減らす。
脂っこいものを控える。
多くの人がそこに意識を向けます。
もちろん正しい選択です。
しかし、私が臨床や現場で感じるのは、肝臓を本当に休ませるには、“守り”だけでは足りないということです。
肝臓は代謝の中心です。
糖、脂質、たんぱく質。
すべてのエネルギー処理に関わります。
処理能力そのものを高める。
その視点が重要だと思うのです。
本論
■ 肝臓と筋肉は同じチーム
食事で摂った糖は、肝臓と筋肉にグリコーゲンとして蓄えられます。
筋肉量が多いほど、血糖の受け皿が広がります。
すると
・血糖値の急上昇を抑える
・インスリン分泌を安定させる
・脂肪合成を抑制する
筋肉が少ない状態では、余った糖は中性脂肪へ変換されます。
それが肝臓に蓄積すると脂肪肝へ。
つまり、筋肉は“肝臓の負担を減らす臓器”でもあるのです。
週2〜3回の全身トレーニング。
スクワットやプッシュアップなど、大筋群を使う種目が効果的です。
特別な器具は必要ありません。
筋肉は最大の代謝臓器になります。
■ 脂肪燃焼と疲労回復の仕組み
脂肪燃焼とは、脂肪酸をミトコンドリアでエネルギー化する過程です。
筋トレを継続すると
・ミトコンドリア密度が増える
・脂肪酸利用効率が上がる
・基礎代謝が向上する
結果として、肝臓に脂肪が溜まりにくくなります。
また、筋肉はアンモニア処理や乳酸代謝にも関与します。
筋肉量が保たれている人は、疲労回復も速い傾向があります。
肝臓を休ませることは、全身の回復力を底上げすることでもあります。
■ なぜ鶏むね肉なのか
筋肉を維持するには、安定したたんぱく質摂取が必要です。
体重×1.2〜1.5g。
その現実的な選択肢が鶏むね肉です。
・高たんぱく
・低脂質
・ビタミンB6が豊富
B6はアミノ酸代謝を助け、肝臓の解毒プロセスにも関与します。
高価な食材である必要はありません。
続けられることが最優先です。
まとめ
肝臓を休ませる鍵は
・筋肉を保つこと
・鶏むね肉で安定したたんぱく質を摂ること
・質の高い睡眠
極端な断食や特別なサプリより、地道な積み重ねです。
次回予告
次回は
「太る原因は“食べすぎ”だけでは説明できない。」
です。
最新の科学では、体重増加は単純なカロリー収支だけでなく、ホルモン反応や食事の質、代謝の仕組みが絡み合う現象だと捉えられています。
インスリンや糖質の影響、遺伝や内分泌の反応、身体の代謝の“反応性”。
こうした構造を理解することで、単なる我慢ではない、科学的な痩せ方を考えたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
では、また