“やや物足りない”が健康を作るトレーニングのコツ
こんにちは
ICHORA+を展開してる代表の加々村です。
薬剤師、パーソナルトレーナーの経験を活かし
”健康・トレーニング”の情報を皆様にお届けしたいと思います。
さて、本日は
「“やや物足りない”が健康を作るトレーニングのコツ」というテーマでお届けします。
はじめに
健康のために運動を始めるとき、特に筋力トレーニングを始めるとき、多くの人が「限界まで追い込まないと効果がない」と考えがちです。
しかし、実際には“やや物足りない”程度で止めることが、長期的に見て健康寿命を延ばす鍵となります。
健康を目的として運動をするとき、継続できる人とできない人の差は、この「やりすぎない感覚」を掴んでいるかどうかにあると思います。
本論
1. 健康寿命を考えるなら“継続力”
短期間で成果を求めすぎると、怪我や疲労によって運動習慣自体が続かなくなります。
これでは本末転倒です。
健康寿命を意識するなら、強度よりも継続力を優先するべきです。
2. 毎日コツコツが健康のカギ
健康を守るうえで大切なのは「毎日コツコツ続けること」です。
追い込みすぎて翌日に筋肉痛で動けなくなるようでは習慣化はできません。
運動を生活の一部にするには、むしろ“やや物足りない”程度で終える方が効果的です。
筋トレであれば「1セットであと2〜3回は上がる」という余裕を残したところでやめるという感覚です。
これにより翌日も快適に動け、結果として運動が習慣となります。
3. 栄養と休養とのバランス
“やや物足りない”強度で終えると、回復に必要なエネルギーや栄養を過度に消耗せずに済みます。
筋トレ後に十分なタンパク質と睡眠を取ることで、健康を維持しながら効率よく体をつくることができます。
4. “物足りなさ”は習慣化のスイッチ
心理学的にも「まだできる」と感じる程度で終えることは習慣化につながりやすいとされています。
人は達成感よりも「続きが気になる感覚」によって行動を繰り返す傾向があります。
トレーニングも同じで、「もう少しやりたい」と思える余白が、次へのモチベーションを生み出します。
まとめ
健康を守るためのトレーニングは、限界まで追い込む必要はありません。
“やや物足りない”と感じるところで止めることが、継続を生み、結果として健康寿命を延ばします。
毎日コツコツと無理のない範囲で積み重ねることが、未来の自分を守る最大の投資です。体づくりは長い時間軸で考えることが重要です。
次回予告
次回は
「筋肉にはプロテインだけじゃ足りない、ビタミンの必要性」
筋肉のためにプロテインを飲んでいる方は多いと思います。
けれども、それだけで本当に十分でしょうか?
実は、タンパク質がしっかり働くためには“ビタミン”という縁の下の力持ちが欠かせません。
もしビタミンが不足していたら、せっかくのトレーニング効果も半分しか発揮されないかもしれないのです。
なぜビタミンが必要なのか、その答えを次回のブログで掘り下げたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
では、また