“冬の乾燥対策”─肌とパフォーマンスを守る衣服の選び方
2025.10.31
“冬の乾燥対策”─肌とパフォーマンスを守る衣服の選び方

“冬の乾燥対策”─肌とパフォーマンスを守る衣服の選び方

 

こんにちは。ICHORA+代表の加々村です。

薬剤師としての知識と、パーソナルトレーナーとしての経験

そして「良い睡眠こそが明日のパフォーマンスをつくる」という考えをもとに

健康づくり、続けられるトレーニング、そして質の高い睡眠について

“明日の自分を整える”ヒントをお届けします。

さて、本日は

「“冬の乾燥対策”─肌とパフォーマンスを守る衣服の選び方」というテーマでお届けします。

 

はじめに

冬になると、肌の乾燥やかゆみを感じる人が一気に増えます。
暖房による空気の乾燥、外気の冷たさ、汗の蒸発、それらが重なることで、肌のバリア機能は簡単に崩れてしまいます。
特に、仕事やトレーニングで常に高いパフォーマンスを維持したい人ほど、肌の不調は集中力の低下や疲労感につながります。
だからこそ、冬の乾燥対策は「美容」というよりは「戦略」だと思います。

 

本論

乾燥を防ぐ基本は、外側からの“保湿”と内側からの“代謝維持”の両立です。
その中でも軽視できないのが、衣服の選び方です。
肌と衣服の間に「静電気」や「摩擦」が生まれると、角質層がダメージを受け、保湿力が落ちてしまいます。
これを防ぐには、
肌に優しい繊維構造を選ぶことが重要です。

ここで注意したいのが、ポリエステルなどの化学繊維(化繊)です。
一般的に化繊は吸湿性が低く、汗や皮脂を吸い取らずに肌表面の水分を奪ってしまうため、乾燥を感じやすくなります。
もちろん、織りや混紡技術によって快適性を高めた素材もありますが、肌が敏感な人や乾燥に悩む人にとっては、天然由来の繊維や特殊加工素材を選ぶほうが安心です。

たとえば、弊社のICHORA+のTシャツに使用されているCurefilo®素材は、天然由来成分を含む機能糸を用いており、肌への刺激を最小限に抑えながら、やわらかな肌触りを実現しています。
滑らかで静電気が起きにくく、冬でもインナーとして快適に過ごせるため、肌の乾燥やかゆみを防ぎたい人には理想的です。

そしてもう一つ、意外と見落とされがちなのが「ナイトルーティン」です。
入浴後の保湿はもちろん、寝具やパジャマの素材にも気を配ること。
コットン100%が一番というわけではなく、繊維の撚りや編み方次第で、保湿性や摩擦感は大きく変わります。
心が落ち着くと睡眠の質も上がり、翌日の集中力に差が出ます。
これもまた、仕事やトレーニングに通じる「継続の力」だと思うのです。

 

まとめ

乾燥対策は、単にクリームを塗ることではなく、自分の肌と環境の関係を整えることです。
適切な衣服選びは、その第一歩。
肌のコンディションが整えば、思考も前向きに、行動も軽やかになります。冬を快適に過ごすために、まずは“肌が喜ぶ一枚”を選んでみてください。

 

次回予告

次回は

「“休む力”を鍛える─筋トレとリカバリーの関係」

ハードに動くことばかりが“強さ”ではありません。
筋肉を休ませることは、実は成長の最短ルート。
次回は、トレーニング効果を最大化する「休息の科学」と、心身を整えるリカバリー習慣についてお話しします。

最後までお読みいただきありがとうございます。

では、また

一覧へ戻る

アイテム