頑張りすぎる筋トレが、かえって老ける理由
こんにちは。ICHORA+代表の加々村です。
薬剤師としての知識と、パーソナルトレーナーとしての経験
そして「良い睡眠こそが明日のパフォーマンスをつくる」という考えをもとに
健康づくり、続けられるトレーニング、そして質の高い睡眠について
“明日の自分を整える”ヒントをお届けします。
さて、本日は
「頑張りすぎる筋トレが、かえって老ける理由」
というテーマでお話しします。
はじめに
筋トレは健康に良い。
この前提は、今や多くの方が共有している常識だと思います。
ただ、40代以降の方と話していると、こんな声を聞くことがあります。
「昔より疲れが抜けない」
「トレーニングを続けているのに、なんだか老けた気がする」
実はこれ、“筋トレが悪い”のではありません。
“頑張り方”が、今の身体に合っていないだけかもしれません。
本論
① 身体は「鍛える」より先に「回復する」
筋トレ中にも、筋肉が成長するためのスイッチは入ります。
ただし、実際に筋肉が修復され、強く・太くなるのは、トレーニング後の回復の時間です。
ところが
・毎日限界まで追い込む
・疲労が残ったまま次のトレーニングを重ねる
こうした状態が続くと、回復が追いつきません。
結果として起きるのは
・慢性的な炎症
・自律神経の乱れ
・睡眠の質の低下
これらはすべて、老化を早める要因です。
筋トレをしているのに、
顔色が冴えない
疲れて見える
イライラしやすい
もし思い当たるなら、それは「鍛えすぎ」のサインかもしれません。
② ホルモンバランスは、年齢で変わる
若い頃は、多少無理をしても回復できました。
成長ホルモンやテストステロンが十分に分泌されていたからです。
しかし40代以降、
これらのホルモン分泌は自然と減少していきます。
この変化を無視して、20代と同じ強度・頻度でトレーニングを続けるとどうなるか。
・コルチゾール(ストレスホルモン)が優位になる
・筋肉が増えにくく、減りやすくなる
・体脂肪が落ちにくくなる
つまり、「頑張っているのに、若返らない」状態に陥るのです。
筋トレは、年齢とともに「量」より「質」にシフトする必要があります。
③ 筋トレは経営に似ている
私は、筋トレはビジネスにとても似ていると感じています。
短期的な成果を求めて、人・お金・時間を過剰投入すると、一時的には伸びても、必ずどこかで歪みが出る。
身体も同じです。
回復という“内部留保”を無視して成長だけを求めると、見えないところから崩れていきます。
本当に強い身体とは、負荷に耐え、回復し、また前に進める身体です。
これは、長く続く経営とまったく同じ構造ではないでしょうか。
まとめ
筋トレは、確かに健康を支える強力な手段です。
しかし、頑張りすぎた筋トレは、老化を早めることもある。
大切なのは
・今の年齢
・今の回復力
・今の生活リズム
これらを冷静に考え、「続けられる強度」に調整することです。
次回予告
「歳を重ねてから伸びる人が、必ず大切にしている“休み方”」
頑張らない時間が、なぜパフォーマンスを底上げするのか。
睡眠・回復・習慣の視点から、掘り下げていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
では、また