1日10分しか運動する時間がない人がダイエットするには?
こんにちは
ICHORA+を展開してる代表の加々村です。
薬剤師、パーソナルトレーナーの経験を活かし
”健康・トレーニング”の情報を皆様にお届けしたいと思います。
さて、本日は
「1日10分しか運動する時間がない人がダイエットするには?」というテーマでお届けします。
はじめに
現代人は本当に忙しい…その中で健康管理をしなくてはならない。
運動をした方が良いとは分かっていても、1日10分程度の運動時間が取れればいい方。
では、この条件の中で健康管理の一つである「痩せる」ことを目標とするならば、どうすればいいか…
食事管理が最も重要になります。
今回は、運動時間が限られている中で効率よく痩せるために、特に「腹筋」に焦点を当てながら、食事の重要性について解説します。
腹筋を鍛えても直接脂肪は落ちない
「腹筋を割りたい」「お腹周りの脂肪を減らしたい」と考える人は多いですが、腹筋運動をすればするほど脂肪が落ちるわけではありません。
腹筋運動自体は体幹を鍛え、姿勢改善やパフォーマンス向上には有効ですが、体脂肪を減らすためには、消費カロリーが摂取カロリーを上回る状態を作る必要があります。
つまり、「食事管理」が不可欠なのです。
意識すべき食事のポイント
運動時間が短い場合、消費カロリーを増やすことは難しいため、摂取カロリーを適切にコントロールすることが求められます。
特に、多忙な中で食事管理を行うには、次のポイントを押さえることが重要です。
① 高タンパク・低脂質の食事を意識する
筋肉量を維持しながら脂肪を減らすためには、タンパク質を意識的に摂取する必要があります。
鶏胸肉、白身魚、大豆製品、ギリシャヨーグルトなどがオススメです。
② 糖質の質と量を管理する
接待や外食が多い方は、糖質を摂りすぎる機会も多いでしょう。
白米やパンよりも、玄米やオートミールなどの低GI食品を選ぶことで、血糖値の急激な上昇を抑え、脂肪の蓄積を防ぐことができます。
③ 食物繊維を積極的に摂取する
食物繊維が不足すると腸内環境が悪化し、代謝の低下につながります。
野菜、海藻、豆類などを意識して摂ることで、腸内環境を整え、効率的に脂肪を燃焼できる体を作ります。
④ アルコールの量を管理する
付き合いで飲酒の機会は避けられませんが、アルコールは脂肪燃焼を妨げる要因になります。
飲む場合は、蒸留酒(焼酎・ウイスキーなど)を選び、適量を心がけましょう。
10分でできる腹筋トレーニングのすすめ
運動時間が10分しか取れない場合でも、効率的な腹筋トレーニングを取り入れることで、体幹を鍛えながら基礎代謝を向上させることができます。
① プランク(1分×2セット)
腹筋全体と体幹を鍛えるのに最適な種目です。
特に長時間のデスクワークの方は姿勢が崩れがちですが、プランクを継続することで姿勢改善にも役立ちます。
② レッグレイズ(15回×2セット)
下腹部の筋肉を重点的に鍛える種目です。
脚をゆっくり上げ下げすることで、負荷を最大限に活かせます。
③ ロシアンツイスト(20回×2セット)
腹斜筋を鍛えることで、ウエストの引き締め効果が期待できます。
軽めのダンベルやボトルを持って行うと、さらに効果的です。
④ クランチ(15回×2セット)
一般的な腹筋運動ですが、腰を反らせすぎないよう注意しながら行うことで、腰への負担を減らせます。
この4種目を組み合わせることで、短時間でも効果的な腹筋トレーニングができます。
まとめ
時間がなくても痩せるためには、「食事管理」が最優先です。
特に、糖質や脂質のコントロール、高タンパク質の摂取、食物繊維の意識的な摂取がカギになります。
また、1日10分でも適切な腹筋トレーニングを行うことで、姿勢改善や基礎代謝の向上が期待できます。
コツコツ地道にやっていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
では、また