40代から筋トレを始めるときに考えたい“重さ”の話
2026.01.30
40代から筋トレを始めるときに考えたい“重さ”の話

40代から筋トレを始めるときに考えたい“重さ”の話

 

こんにちは。ICHORA+代表の加々村です。

薬剤師としての知識と、パーソナルトレーナーとしての経験
そして「良い睡眠こそが明日のパフォーマンスをつくる」という考えをもとに
健康づくり、続けられるトレーニング、そして質の高い睡眠について
“明日の自分を整える”ヒントをお届けします。

さて本日は、
「40代から筋トレを始めるときに考えたい“重さ”の話」
についてお話しします。

 

はじめに

体形が崩れやすくなる…そんな40代
「そろそろ筋トレを始めたほうがいいかな」
そう思い立つ方は少なくないはずです。

意を決して、筋トレを始めるとなっても
次に出てくる壁は…
「何をすればいい?どれくらいの重さを使えばいいの?」
ではないでしょうか。

軽すぎると意味がない気がする。
重すぎると怪我が怖い。

実はここに、40代からの筋トレでつまずく人が多い、大きな落とし穴があります。

今日はその“重さ”について、少し整理してみたいと思います。

 

本論

筋トレにおいて
「重さ」は分かりやすい指標です。

数字で見える。
成長している気がする。

ですが40代以降
筋肉や関節、腱、神経系の状態は、20代・30代とは確実に変わっています。

まず知っておきたいのは
筋肉よりも先に衰えやすいのは“回復力”だということです。

筋力自体は、正しく刺激を入れれば、40代でも十分に伸びます。

一方で
関節・腱・筋膜の回復は、どうしても時間がかかる。

ここを無視して
「若い頃と同じ重さ」
「とにかく重く」
を選ぶと、怪我のリスクが一気に高まります。

では、どう考えるべきか。

これから筋トレを始める40代の方に知っておいていただきたい事は
「重さは目的ではなく、手段である」
ということです。

筋トレの目的は
・筋肉に適切な刺激を与えること
・フォームを崩さず動かすこと
・翌日以降の生活に悪影響を残さないこと

そのために必要な重さは、「ギリギリ上がる重さ」ではありません。

目安としておすすめしたいのは、
8〜12回で“余力が1〜2回残る”重さです。

もう1回はできそう。
でも3回は無理。
そのくらいです。

この重さであれば
・関節への負担が過剰になりにくい
・フォームが安定しやすい
・神経系の疲労が溜まりすぎない

という、40代以降にとって、非常に大きなメリットがあります。

さらに重要なのが
「重さよりも“コントロール”」

同じ10kgでも、雑に振り回す10kgと丁寧に扱う10kgでは、身体への刺激はまったく違います。

ゆっくり下ろす。
狙った筋肉を感じる。
反動を使わない。

この感覚が身についてくると、重さは自然と後からついてきます。

ここで、ICHORA+のものづくりにも
少し通じる話をさせてください。

私たちは
「一見シンプルだけれど、触れると違いがわかる」
そんな服をつくっています。

派手な装飾や過剰な機能ではなく、素材・縫製・着心地を丁寧に積み上げる。

筋トレもよく似ています。

重さを誇るより、動作の質を整える。
続けられるように組み立てる。

それが結果として、長く身体を支えてくれます。

 

まとめ

40代から筋トレを始めるとき、考えたい“重さ”の本質は、「どれだけ持てるか」ではありません。

・安全に
・継続でき
・翌日の生活を壊さない

これが大切です。

ぜひ一度、重量から目を離し、身体の感覚に耳を澄ませてみてください。

 

次回予告

次回は
「飲み会が続いて、思うようにトレーニングできないとき」
どう考えるか、という話です。

仕事や付き合いが続く中で、トレーニングが止まってしまうことは誰にでもあります。
では、その「できない時期」を、どう捉えるか。
40代からの現実的な線引きを整理したいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

では、また

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